自己日記

孤高の異端たれ

思考を停止させぬこと

早朝バイトのため6時頃に起床。昨夜はあまり眠ることができず、短い睡眠時間だった。

午後からは就職活動。説明会は興味が削がれる内容で、またも時間を空費しただけだった。早めに見切りをつけてしまう癖はどうにかならないのだろうか。しかし、就職したからといって、将来の自分がみえないのである。これは甘えなのか、甘えと言われてしまったら、自分は何の為に社会人になろうとしているのか。自分が生きていく意味をもはや見出せない。

帰宅後少しうつ気味になる。サプリを10粒ほど飲んだが、少し落ち着いた気がする。ラジオを聴きながら湯船に浸かる。ずっと気怠げで眠い。

このように、文字に起こしてみると、いかに自分の語彙の少なさ、文章力、描写力のないことに気がつく。まとまりもなく日頃集中力が切れ散漫で、考えが散っている脳内がこの日記には顕著に表れている。
読書なんて観念だけが培われ、読んだところで残るのは自己満足の感性だけなのだ。

私ははたして、人に興味があるのだろうか。全ては利己的で自分の為になることだけに収束しているようでならない。愛情も感謝も偽善なのか。

日に日に文字数も少なくなってきているのは1日に頭を使っている時間が短いからだろう。このままだと鈍磨してしまうぞ。

高野悦子に憧れを感じる。彼女の文を載せて今日は終わろう。

「ぼんやりとした寂しさが今日を支配していた。この頃、そういう時は独りになり自分の心をじっとのぞくことが多くなった。独りぼっちで無力でわびしいのだ」

「生きることは苦しい。ほんの一瞬でも立ちどまり、自らの思考を怠惰の中へおしやれば、たちまちあらゆる混沌がどっと押しよせてくる。思考を停止させぬこと。私のあらゆる感覚、感性、情念が一瞬の停止休憩をのぞめば、それは退歩になる」