自己日記

孤高の異端たれ

実習を終えて

更新があいてしまった。ここ二日間は、ゼミ活動の一つの山場を越えたと思う。

 

ゼミの一環として、一泊二日の実習に行ってきた。本来は二泊なのだが。就職活動を理由に逃げてしまった。また嘘をついてしまった。本当に苦痛なのだ。

午後に小雨のなか、釣りをする。まずつけ方がわからなく、一人で手持無沙汰に悩んでいた姿は、昔の自分が他人として見ていたら、自分はどう感じていただろう。気にも留めないのだろうか。大学生活で留年し、本来の自分を見失い、別人のようになってしまっている。

脱線してしまった。釣りの下準備が分からず、勇気を出して院生に尋ねる。親切な先輩は教えてくれたのだが、糸を手渡したとき、針をつけていたことを言い忘れ、怪我をさせてしまった。伝える気もなかったのだろうか、小さな気遣いができなかった。そのあと、不機嫌にさせてしまったのだろう、あなたにかまっている暇はない、明らかに嫌悪感を抱きながらも少しずつ教えてくれた。また一つ、失敗してしまった。

 

私の不器用さが露呈した実習だった。一人でいること、孤立することは自ら進んでの結果だと考えていたが、人と会話することのやり方を忘れていくことの不安のほうが大きくなっている。浮いたり、他人の目気にするよりも、自分が社会的に適合できるのか影が出てくる。自分らしさとはなんだろうか。思春期のような苦悩を成人超えの男が今更抱えているのは、他者からみても哀れだろうか。話しかけてくれる優しい人たちとどのように接するのか、嫌われたくない一心でぎこちない会話、対応、、生きづらさを感じてしまう。

 

どこかで、どうせ一年間だけの付き合いだと割り切っている自分がいる。どうして打算的でしか考えられないのだろう。人に興味がないのか、自己愛でしか自分という人間は成り立っていないのか。

 

優しくされると、複雑に感じてしまう。感情が欠落していっている気がする。

 

来週に控えた面接を頑張りたい。