自己日記

孤高の異端たれ

月曜日の朝

今日は起きるのが本当に苦痛だった。つかみどころのない、もやもやとした苦悩に襲われる中、強引に身体を引っ張り出し学校に行く。逃げださなかっただけマシなのだろうか。

演習は憂鬱だったが、なんとか乗り越えた。きっとこれからも、他人は何ともなく、そつなくこなしていることを何倍ものエネルギーを消費し、精神を擦り減らしながら過ごしていくことになりそうだ。極限にまで来たと感じたら、この一年間だけ、を心の中で何度も繰り返すことを支えとして生きよう。

夕方歯医者に行く。無事治療。よく磨かれている、これからも頑張って下さいと言われ少し嬉しい。

本を読んでて意味があるのか分からなくなってきた。私のはただ活字の表面をなぞっているだけで、文字に込められた奥深い心情、心理を理解しようとしていない。読み終わっても内容を反芻できない。全てが”フリ”なのである。

実験しているフリ。人の話を聞いてるフリ。就活しているフリ。

すべては沈滞し、退廃さえしない。羊より従順に授業を受け、惰性が毎日の原動力。中沢ケイ